2008   

8/7 芝公園 (港区) ヤマザキ報告 ( 噴き出す汗・痙攣する眼球・うだる脳)



鉄塔の下から紫の煙


誰も言わないから書く。

先日の女性テレビタレントとプロ野球選手のゴシップについて。
テレビ局というか世間の山本モナに対する仕打ち。あれは何あああああんであるかっ。

もし彼女がテレビ番組の放送中、原稿を読み上げるのを放棄して逆立ちで佐渡オケサを踊り狂ったというのなら、これは職場放棄であり、断罪されて仕方が無い。

しかしプライベート・タイムに酔っ払って性欲が剥き出しになり男とホテルへ直行してしまった事は、何の違法行為を犯した事にもならない。道端でサカッていたわけではないのだ。品格を疑われる事はあるかもしれないが、仕事を剥奪され、自宅謹慎を強制されるなどとはおれには信じられない。

もしも相手の野球選手が回教国の国籍を持つ男だったら、 同じように大サワギしたのか? (ちなみにテレビタレントのデヴィ夫人はインドネシアの故スカルノ大統領の第3夫人) 。

「男好きの女性ニュースキャスター」が、しれっと正論を言い、詰まらん常識を振りかざしたコメンテーターが突っ込む。開き直り本音をワメき散らす淫乱女性キャスター。抗議と激励のメール。これぞ言論の自由であり、日本の社会が成熟期を迎えつつある事の兆しではないか。

それとどうでも良い事だが、「反省」した野球選手のド半端な「坊主頭」。あれは相当格好悪いね。少なくともロックじゃない。ぎゃはは。

喧嘩の天才コイズミ氏であったら
「彼女は私が誘ってホテルに連れ込んだ。妻にどう言うかは個人的なことなので、他人に言う筋合いではない。何か不満があるのなら告訴しろ」
と言い放って終いだったろう。これでもモナ嬢も無罪放免であり、件の野球選手も男をあげた筈だ。

今回の些細なゴシップ騒動 (スキャンダルと言う程でもあるまい) は、はからずも「日本教」の異端者は差別・弾圧される事を満天下再認識させる一幕寸劇となった。これは日本式魔女狩りである。






     芝公園の片隅に異様に陰の気に満ちた渓谷がある。



     小さいながらも滝も。


     そして鬱蒼とした木立を見上げると




     梢の間から何と東京タワー。この渓谷は大鉄塔の直下にあるのだ。




(明日へつづく)

(昨日のつづき)
8/8 東京タワー (港区) ヤマザキ報告 ( 『今週の東京』 復活じゃ〜!!! )

 「東京タワーの展望台
(大展望台・高さ150m)」はすでにその役目を終えていると思う。都庁 (展望室・高さ202m) ほか、無料で昇って展望を楽しめる施設が都内にはいくつもあるのだから。

 しかし東京タワーはないがしろに出来ない。「蝋人形館」があるがためである。10年ほど前に行ったきりであったが、現在はロックスター・コーナーが開設されていてレッドツェペリンやディープパーパルやフランク・ザッパやキース・エマーソンの蝋人形も展示されているとの事なので、見物に行った。いつものレポート時のように入り口で「
撮影可」を確認して入場する。



 ロック・コーナーは蝋人形館の一番奥にあった。しかしどういうわけか、このコーナーのみ「
撮影禁止」+「監視カメラが作動中」などという注意書きがしてあるモノモノしさである。これは詐欺行為ではないか。カッとして鼻血が出そうなほど地団太を踏んでいると、どういうわけかロックスター・コーナーの外にジミ・ヘンドリックスの蝋人形がある事に気がついた。


ジミ・ヘンドリックス [James Marshall "Jimi" Hendrix ]  いわずと知れた“史上最高のロックギタリスト”である。


 どうして彼が「撮影可」の場所に鎮座していたのか。もはやロックの枠を超え、「歴史上の偉人」という扱いなのだろうか。何だか判らんが、とにかく怒りのボルテージが下がったのは確かだった。しばらくジミヘンの蝋人形を見ていたら、いつしか他の蝋人形もジミヘン関係者に見えてきた。いや、事実そうなのに違いない。そうだったのだ。



ジミヘンの妹。鯰の手掴みで全米3位に入賞した事がある。



ジミヘンの又従兄弟。文盲であった。



ジミヘンの姉。九九は五の段までしか覚えられなかったが、気立ては優しかった。



ジミヘンの叔母。農業技術書『リリー・フランキーを知っていますか』でベストセラー作家となる。


ジミヘンの叔父。トカゲの養殖で財を成した。



ジミヘンの母。ローリングクレイドルホールドが得意技。



ジミヘンの父。戸山流居合道の達人。



ジミヘンのお抱えコック。全焼家屋風味の餃子造り名人。



ジミヘンの警備員。別名パイソンズ。



ジミヘンのペット。「ハウス!」と命令すると拗ねて葉巻を吸う芸が好評だった。



ジミヘン・ファンクラブの総会。紛糾中。




Shake it up, baby, now !!






特別付録 「銅人」 コチラ







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