少女よ神話になれ
地下鉄の御成門駅を出て北西方面へ5分ほど歩くと小高い丘のふもとにトンネルがあり、その傍らにエレベーターが設置されている。このエレベーターを昇ると愛宕山の山頂付近にあるNHK放送博物館の正面入り口近くに出る。
感動したのは約50年ほど前からの子供番組のキャラクター・ドールがきちんと保存されていて、公開されていた。各世代の感涙を搾ること請け合いである。
始めの方に書いたが番組公開ライブラリー(4F)では、過去NHKで放送された番組が視聴できる。 実際に行かれる方は全ての番組が見られるわけではないので、NHKアーカイブス で確認のこと。 ライブラリーの受付で確認したところ、あの伝説の正統バラエティ「夢であいましょう」(注 最近民放で制作されたドラマ『夢で逢いましょう』に非ず)や 超々痛快時代劇「天下御免」(主人公は何と平賀源内。あまりの現代政治をあてこすった表現に、某悪漢組織から制作中止の圧力もあったそうな。残念ながら映像は初回と最終回しか残っていない)も閲覧できるとの事。これは宝の山ではないか。素晴らしい素晴らしい。 興奮ついでに「天下御免」のテーマソングの歌詞を付しておく。
いやはや、ほとんどロックである。いや、昨今跋扈する「ボクとキミがタララララ〜」的「ロック」なんぞは足元にも寄せ付けないロック・アンド・ロールぶりではないか。素晴らしい素晴らしい。
(この項、おそらく明日か明後日へつづく) |
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10/31 だいたいこのページは罵詈讒謗を書き連ねることで成り立っているようなものなのだが(ギャハハ)、柄にも無く「素晴らしい」を連発して、 本ホームページはNHKに対し熱烈に 中川翔子を紅白歌合戦に出場させる事を要求する!! どういう理由かというと、つまり日本のためだからである。 かつてこのHPでは2004年の4月に「オタクが日本を救う」事を広告・公言した。 2007年現在、格闘技番組などを見ると外国人選手が体に日本語のタトゥーを彫り込んだりしているのを、しばしば見かけるようになった。年寄りの欧米コンプレックスをよそに、向こうの方が日本に憧れるという図式が出来上がりつつあるのだ。 この事実には、前回の冒頭でも書いたように、世界に対しての日本のアニメ文化というかオタク文化の影響が大であると思う。 そのオタク文化興隆の一翼を担う中川翔子は、「象徴としてのオタク・ジャンヌ・ダルク」たりえるはずである。 いわゆるグラビア・アイドルとしての容貌が極上とは言い難い彼女は(失礼!)、ブログという現代の私小説とも言うべきジャンルを武器として、才覚ひとつでのし上がって来た。彼女のブログは2年3ヶ月で5億ヒット(!)という、もはや驚嘆を通り越して笑うしかない状況になっている。すでに16歳77ヶ月の少女は生きながら伝説となった。 このことの意味を「大人」たちは深く認識しなければならない。 個人的には楳図かずおの凄さが中川翔子によって、ローティーンにまで広まった功績が挙げられる。 しかし、いわゆる「しょこたん語」も来年には「のりピー語」と同じ道をたどり始めるであろう。これはいかに天才少女でも、いかんともし難い時の流れなのだ。中川翔子は今が旬である。 もう一度言う。NHKよ中川翔子を紅白歌合戦に出場させなさい!! そうして「残酷な天使のテーゼ」をコスプレで着飾った彼女に唄ってもらいなさい。それが日本復活の一助となるのが、まだ分からぬのか。 「第134回国会 国際問題に関する調査会 第2号平成七年十一月八日(水曜日)」 によると 「オーストラリアのキーティング首相がこう言ったんです。中国の李鵬さんと会ったらどう言ったかといいますと、日本とのいろんな話をしたら、いや日本という国は四十年後にはなくなってしまうかもわからぬと、そう言ったというんです」 (注 こういう話は、どういう流れでの発言か注意を払わなければならないのだが、あいにくキーディング氏本人の発言資料は見当たらず。だからあんまり真に受けないようにねー) だそうである。 案外、中川翔子が紅白歌合戦に出場するかどうかが、40年後に日本が存続しているかどうかの境目かも知れぬ。 「広告」の興廃この一戦にあり。 とにかくしょこたんを出せ!!
この項 おわり |
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