2007

       
5/12 上野公園  (台東区) ヤマザキ報告 ( 開き直りオレの知った事かよ報告・写真)
 
 あー、すまん諸君、近々通常の「今週の東京」に戻すつもりである。奥歯にタオルでも挟んで耐えてくれ。




「マイ・オールド・フレンド」



                                      

6/2 上野公園・国立科学博物館 (台東区) ヤマザキ報告 ( 開き直りオレの知った事かよ報告2・写真)
 
●国立科学博物館

JR上野駅公園口より徒歩約7分   JR青森駅より徒歩約53日

開館時間
9:00 〜17:00 (入館は16:30 まで)
金曜日のみ9:00 〜20:00 (入館は19:30 まで)
休館日
毎週月曜日(日・月曜日が祝日の場合は火曜日)
年末年始(12月28日〜1月1日)
入館料  
一般・大学生 600円
小・中・高校生 無料

      アンモナイトに罪は無い


 国立科学博物館へ行くためにJR上野駅・公園口を出ると正面に東京文化会館があり、その向かいにセルフサ−ビス式のレストラン「上野グリーンサロン」がある。広い庭で食事を楽しむ事が出来、コーヒーが300円であるから、手軽に利用できる。晴れた日などにここで休憩するのはまことに爽快である。


東京文化会館

 しかしこの数年、この施設の前を通るだけで、軽い苛立ちを覚える様になってしまった。その理由は入り口近くにある売店の横に「ゴリラの鼻くそ」という文字が大書された看板が鎮座するようになってしまったからである。

     

 数年前にテレビニュースで、甘納豆屋さんの店主がこのネーミングを考え付いて販売したら、売り上げが倍増した、というような事を報道していた。ということは、これが「面白い」と感じた人々が沢山いたという事である。ご存知のように上野には動物園もあり、修学旅行シーズンになるとグリーンプラザの前の広場は、学生の集合場所となる。今の若い人も、これを「面白がって」購入しているようである。

 日本人の平均的ユーモア精神はこのレベルなのだろう。製菓会社に恨みは無いが、何かうら寂しい気分になるのを禁じ得ない。どうせなら
「ゴリラの鼻くそ(甘納豆)」の横に
「パンダのウンコ(グリーンカレー)」や
「リア・ディゾンのゲロ(洋風もんじゃ焼き)」等々の看板が100も並べば「失笑」という笑いが生まれるかも知れぬ。



(この項つづく)
                   

(6/2のつづき)

6/7
シモネタ、である。下品なネタだから「下ネタ」なのか下半身にかかわる事が多いので「下ネタ」なのかは知らない。いや、ゲロや鼻水に関することでもシモネタなのだから、おそらく前者なのだろう。

けして嫌いではない。しかし年齢を経るごとにシモネタを言ったり書いたりすることが難しくなってきている。若い頃なら、間を見計らって(あるいはわざと間を無視して)
「ウンコ〜!!」
などと叫べば、笑いとして成立していたのに、それが難しくなってしまった。

困った事に初老の男が、ただやたらに「ウンコ、ゲロ、オシッコ、チンコ、マンコ」を連発しても、薄汚くなってしまうのである。ただ単に「ウンコ〜」ではなく「断末魔のベートーベンが搾り出すように」とか、もう一ひねり、二ひねりが必要になってくる。まー、歌の下手なアイドル歌手が20代前半までは許されるが、30才過ぎて歌唱力皆無では許されないという事と似ているかもしれない。

いわゆる生殖行動でも、
ココココのリポートを読めば分かるように「神」や「宇宙」の領域にまで通じる事が出来る。何かを突き抜ける事が出来れば、「シモネタ」でも充分に成立する好例である。




 国立科学博物館      


 4月17日についに国立科学博物館がグランド・オープンになった。今までの本館が「日本館」となって「日本列島の自然と私たち」をテーマに公開されている。

 新しい施設としては本館展示室、それに「全球型映像施設「『シアター360』」が併設された。
 この「シアター360」なる特殊映像劇場は、なかなかのもので、劇場が球体で、その内側の全面スクリーンに投影される映像を見学するというものだ。かなり迫力がある。嬉しい事に無料(博物館入場料金のみ)で体験する事が出来る。


 新装になった日本館3Fには、以前にこだわって書いたモグラの剥製が展示されていた。正義は勝つ!!


 先にも述べたように、ひねりの無いシモネタは書く気が無いがないが、珍しい溶岩が展示されていたので掲載しておく。

    



 (この項つづく)
            


(6/7のつづき)

6/13

 日本館2Fの「日本列島の生い立ち」展示室には日本から出土したアンモナイトの化石が展示されている。

 特に眼を惹くのが「異常巻きアンモナイト『ニッポニテス』である」

 昔は系統としての寿命が尽きて異常な巻きが生じた奇形的なものとされた。現在は白亜紀(約6500万年前)に浅海域が発達し、そこに生じた複雑な生活環境によりアンモナイトが分化したためと考えられているそうである。

 先にも述べたように低級なシモネタは大嫌いである。フィギュアにもなっている「異常巻きアンモナイト」を紹介しないわけにはいかない。いかにウンコに似ているとはいえ。
  

ウ、ウンコじゃないすよ


だ、だからウンコじゃないすよ。



 ウンコじゃないってば!



いやもう何だか分からなくなってきたけど、ウンコではないはずです。



どこのどいつがこんなに巨大なウンコをしたのだろう。


   
史上初のウンコ異常巻きアンモナイトのガチャポン・フィギュアである。


(この項、まだつづく)

           

(6/13のつづき)

6/30


相撲取りを探せ! 国立科学博物館篇   

Where's Sumo wrestler? ---In National Science Museum,Tokyo


 特別付録

縄文の母と踊る現代の小児




微笑む弥生の妻



  この項終わり











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