9/30 上野・東京芸術大学
                                    (台東区)
ヤマザキ報告 ( ジェット機を修理できなくても海外旅行を楽しんで良いはずでしょ? ・写真)

9月10日の夜に芸大の学園祭の取材から帰ってきて、撮った写真をパソコンに移動させ、終了しようとしたら、以下のような初めて見るメッセージが現れた。 明日になれば直るだろうと何となく安直に考えてその日は眠ってしまった。


翌日になりパソコンを起動させたが、同じメッセージが出た。気にせずそのメッセージを画面の端に追いやり、インターネットを開こうとしたら、繋げなくなっている事が分かった(厳密に言うと繋げるのだが開けずにフリーズしてしまう)。ノートンのソフトなどで修復を試みたが、徒労に終わった。どうも初期化しか手は無い様であった。

「修復」といっても機械音痴のおれに出来るのはパソコンの前で茫然とす事くらいしか無い。
ブログのほうに「パソコンがブッ壊れた」と更新できない旨の言い訳をネットカフェから書きこんだら、「クラッシュ」とか「バックアップ」というような単語を含んだレスをいただいた。しかし、おれにとって「クラッシュ」はバンド名であり、クラッシュギャルズの長与千種とライオネス飛鳥の事である。「バックアップ」とは「コンバット」のサンダース軍曹が言う
「俺とケリーが正面から突撃する。カービー、リトル・ジョン、援護しろ!」
「軍曹っ、そりゃ無謀だ!」
「うるせえ! ずべこべ言うんじゃねえ、やっるっきゃねえんだ!!」
の事である。

この時点でおれのパソコンに対する修復能力の限界が来た。だってメールの設定とか、ホームページをアップさせるためのFFFTPとか全然判らないんだもん。かろうじて「ダイアルアップの接続」ではなくて
「ADSLなので新しいパソコンを買えば、インターネットに繋げられる」
らしい事をローニン・アサクラから聞き出し、秋葉原のDカメラで一番安いノート型パソコンを買ってきてモデムから出ているコードを新パソコンにブッ刺したらインターネットが見られる様になった。

しかしメールとFFFTPは旧パソコンから引っ越し出来ないでいる。ああ、頭が痛い〜〜〜、と唸っていたら、実家より電話があり父親が病院に緊急入院したとの事。あせって行ってみると命には別条なさそうなので安堵する。それでも同じ病気での2回目の入院なので不安は残る。それにショックを受けている老母を一人で残しておくわけにも行かず、妹と交代で実家に泊り込むことになった。(幸いブログは自分の家から出なくても更新できた)

さらに付け加えると、パソコンがブッ壊れた翌日から歯痛が再発し、歯医者に行くまで数日間、鎮痛剤を飲み耐えた。

こういう時期にはヤケクソになってクサリガマなどを振り回さずに、冷静に、じっと大人しくしていることが最良の対策なのだろう。

というわけで、遅くなりましたが「今週の東京」の後追い更新をしますです。



                                     (彫刻・管弦楽・ピアノ科制作)
 
藝祭は肝機能障害を超越した


9月10日頃(もはや記憶も定かではない)、上野の芸大の学園祭「藝祭」見物に行った。
学内に入ると各科の1年生が作った趣向を凝らした「神輿」が展示されていた。1年坊、凄いじゃん。パッと見、普通の何処にでもいる青年の集団に見えるが、その基本的才能はおれが言うのもどうかと思うが、なかなかどうして大したものである。つまらん「大人」にならないでねー。

この創作神輿は10チームくらい出展していたのだが
(冒頭の写真も作品の1つ)、2つだけ紹介します。


神輿自体がひとつの国になっていて、各階層の居住区や牧場、遺跡まであり、陽が暮れると各部の内蔵されたライトが点灯する。 (デザイン・作曲科)


大きな立方体の発砲スチロールに、見物客が針金付きの蟻の模型を突き刺していく作品。(先端芸術表現・音楽環境創造科)


芸大の学園祭に行った最大の目的がジャズのビッグバンド「Mant Vivo」の演奏を聴くためであった。

メチャクチャ巧いのにもかかわらず、出演者の初々しさが好感が持てた。こちらはスィングしまくり。まさにスィングしなけりゃ意味が無い≠ナあり、さらに、意味さえどーでもいい状態にまで持って行ってくれた。

メインステージでの演奏が終わった後も、彼らの呑み屋ブースまで追いかけていき、トリオ、カルテット、クィンテット編成で演奏されるジャズに酔いしれる。曲のテーマが「ドラえもん」だったり「北酒場」だったりしてサービス精神も充分であった。

私事で恐縮だが、5年ほど前からほとんどアルコール類が飲め無くなってしまった
(更年期障害なのか??)。それ以前は20年近く軽度アル中状態だったのに。何しろビールのロング缶を1本飲むだけで頭痛がしてくるのだから、哀れなものである。

それがどうした事だ、この日は彼らの演奏をメインステージから聴いているときからビールの中生を呑み始めて、結局帰る時点までに都合5杯飲んでも何とも無かった。どうなっておるのだ。

夜も更けてタイムテーブル上の終了時間が近くなり、帰宅の途に着こうと校門ヘ向かうと、そこにはまだ「MANTO VIVO」の関係者らしい青年が、一人で声を嗄らして客引きをつづけていた。
「ありがとう。楽しんだよ」と、おれ。
「ありがとうございました、また来年よろしくお願いしますっ」と青年。
う〜〜〜ん、美しいねえ。平和の賜物である。戦争反対。特に侵略戦争反対。誰かが儲けるためにいろんな事にかこつけて正当化する戦争反対。

おねがいだから、つまらん大人にならないでね。


       ツマラン大人になるくらいだったら、赤ちゃんのままでいてね。
            







たのむよ。








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