6/14 青山公園 (港区)   マザキ報告 ( いつものダラダラ・リポートだよん ・写真)



●都立青山公園

東京メトロ

千代田線 乃木坂駅
出口5より 徒歩3分

日比谷線  六本木駅
出口2より 徒歩7分


   23区内唯一の米軍基地と脱力公園


 六本木にアメリカ軍の基地があると言ったら、驚く人も多いと思う。ジェット戦闘機が離発着しているわけではない。しかし金網で囲まれた敷地、一般人の立ち入り禁止、ゲートにある検問所、アメリカ陸軍専用のヘリポート、とくればこれは軍事基地である。


[A]
検問所       

 著名人の墓が数多くある青山墓地を取材に行くため、六本木の駅から歩いて行くと、上記のアメリカ軍基地に出くわした。地図で確かめてみると、都立青山公園の一部のようであった。しかし、とても中に入っていけるような雰囲気ではなかったため、金網沿いに裏手に回ると、公園の入口のようなところがあったので足を踏み入れてみた。




  何の表示も無い公園入口     [B]                                  [C]

 入口の近くに、都心にあるのに何となくひなびたサッカーグラウンドがあった。その奥に違和感を覚えるほど寂びれた児童遊園。さらにその先の小高くなっている林の中に歩を進めると、さきほどのアメリカ軍基地の裏手に出た。延々と続く金網沿いを歩いて行くと、休憩所のようなところに出た。しかしそこにはベンチの1つも設置されていなかった。

[D]

 その休憩所は小高いところにあったので、金網のフェンスの中が良く見渡せた。どうやらそこはヘリポートのようであった。事実、一機、爆音を響かせながら何処かへ飛び去っていった。


[E]


 何かこの公園自体が、非常なナゲヤリ感にあふれていた。休憩所の先にある木立の中に石碑をみとめたので、近くに寄っていってその碑文を読んでみた。ひっくり返った。そそそこにはとととととんでもない文字が記されていたっ。

 
 
[F]



 以下、驚天動地の後半を待たれよ


            

6/19  (14日のつづき)

 その石碑
(麻布台懐古碑)には、かつてこの地に「歩兵第三連隊」が駐留していたことが刻まれていた。
 麻布歩兵第三連隊といえば、かの二・二六事件で急進派青年将校に率いられ、当時の日本の国家体制にいたたまれなくなり、行動を起こした人々ではないか。是非はともあれ。


 そ、その地に現在はアメリカ軍基地! 基地さえなければ、まさに「夏草や兵どもが夢の跡」なのだが、いまだに長い夢( しかも悪夢)から
醒めていないということか。
 







 都立青山公園の荒れ果てた感じが気になったので調べてみた。その理由はすぐにわかった。
戦後この地は、当然のごとく進駐軍に接収された。しかし時は流れ1993年に返還されるはこびとなっていた。しかし、それ以降もアメリカ側がシカト、という事らしい。東京都側は、いつ返還されるかも分からないので、公園内の整備にも力が入らないというわけだ。

 ま、アメリカにしてみれば、宗主国様に対して
植民地のクズどもが、うっせーよ!! ということなのであろう。
 返せ、戻せ、と日本側の市民団体が声高に叫ぶのは当然と思う。しかしどうせ返還されないのなら、アントニオ猪木の「風車の理論」にのっとって、このヘリコプター軍事基地を逆に利用し、東京都民のために使ってしまえばいいのだ。

 えーと、つまりね、昨今世情を賑わしている、近隣の変形社会主義国家からの核爆弾の飛来予想を、
ヘリコプターの発着回数でたてられのではないか? ということです。 いよいよ事態がヤバくなってきたら、米国人諸君は「タイヘンアル。アブナイアル。デンジャーアル。テリブルアル」などと叫びながら、コマ落しで我勝ちに横須賀方面へと避難するはずだ。今のところヘリコプターの定期発着は1日3回だそうであるから、5回以上の場合はレベル1とか基準を決めて、ネットで情報を流す、というようなことが出来れば、それはそれで役に立つのではないか。


 それと、よく判らん事がある。石原都知事は横田基地の返還要求は熱心に要求していたはずだが、1999年に横田基地視察の際、ちゃっかりこの麻布のアメリカ軍基地から横田基地へ飛び立っていたそうな。


 どうなっておるのだ。

「家庭の事情/ネチョリンコンの巻」

といったような理由があるのか。





 その様な行為は将来的に我が国が


「アジャパー天国」

というようなことになりはせぬのか。





しつこいようだが

      

というような事になりはせぬのか。


● アメリカ軍基地内には「星条旗新聞社」なる、軍関係の新聞(『STARS AND STRIPES』)を発行している施設もある。

ただしこの新聞はアメリカ軍基地内でのみ販売されているらしいので、一般の日本人はめったに現物を手に取る事は無い。

と、ローニン・アサクラに言ったら、即座にSTARS AND STRIPES紙を持ってきてくれた。どうやって入手したのだ。基地の塀を乗り越えて買ってきたとは思えないが、謎の多いヒトではある。まさかCIAではあるまいな。





 [G]


カブキくんのいる風景 都立青山公園 (港区) 









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