2005


2/13 木場  洲崎神社ー平久橋 (江東区) ヤマザキ報告 ( ため息MAX ・写真)



洲崎神社[地図]

東京メトロ 東西線 木場駅
出口2より徒歩1分43秒

  幕府の警鐘が聞こえる


   

 江東区の洲崎神社に、ひっそりと崩れかけた石碑が建っている。

 あまり知られていないが、210数年前に江戸にも津波が押し寄せたとの記録がある。その際、幕府がこれより海側に住居を建ててはならんと、御触れを出した。その目印がこの「波除碑」である。石碑は砂岩で出来ているため、風化が激しく、隣には新しい「津波警告の碑」が建立されている
(西に約500メートルほど離れた平久橋の東端にも同様の石碑がある)


平久橋 (西端) [地図]

 

 江戸時代に住居建築を禁止された範囲を、波除碑のある洲崎神社と平久橋を結ぶラインで、地図と写真で表すと以下のようになる。



 
210年前の教訓はどうなったのだとワメき散らしたい気持ちはあるが、実際問題として既に建築されている建物を、強制的に立ち退かせるわけにもいかんだろうなあ。

 最近どういうわけか「江東0メートル地帯」という表現を聞かないが、洲崎神社のすぐ脇を流れている運河を見ると、明らかに水面は家屋の1階部よりも上を流れている。このような地域に津波が押し寄せた場合、どのような惨状になるかは想像するだに恐ろしい。

      
     建物と運河の間に見える緑は街路樹の先端部である

 
こうなった以上、東京都および江東区役所に津波警報のさらなる充実を熱望する。

 キング牧師の有名なワシントンでの演説の一節を借りれば、
「洲崎神社の境内を、ワンカップ大関を呑みながらフラフラ歩いているお爺さんに、警報の鐘を鳴らせ! ヨーカドーのフード・コートでマックシェイク一杯で何時間もねばっている高校生カップルに、警報の鐘を鳴らせ! ビックリラーメン180円を目を細めて食っている家族連れに、警報の鐘を鳴らせ!」
である。

 江東区行政関係者諸君しっかり頼むぞ!



               

2/20 (13日のつづき)

 黙殺されたモグラのために


 
前回、警告の鐘を鳴らせ、で形を借りたキング牧師の演説は、もはや古典的名作と言える「詩」でもあるから、御存知の方も多いと思う (詳しくはマーティン・ルーサー・キングJr.牧師  1963.8.28『ワシントン大行進』の際の演説を各自検索のこと)

 
皮肉屋さんには「古き良き時代の楽観主義者の妄想」とコキ下ろされるかもしれないが、やっぱ人間、志しは高く持たんとな。


 "Let freedom ring "のくだりを演説録から抜粋して記しておく。



So let freedom ring from the prodigious hilltops of New Hampshire.

Let freedom ring from the mighty mountains of New York.

Let freedom ring from the heightening Alleghenies Pennsylvania !

Let freedom ring from snow-capped Rockies of Colorado !

Let freedom ring from curvaceous slopes of California !

Not only that.Let freedom ring from stone mountain of Georgia !

Let freedom ring from Lookout Mountain of Tennessee !

Let freedom ring from every hills and molehills of Mississippi, and from every mountainside !



自由の鐘を鳴らそう、ニュー・ハンプシャーの大きな丘の上から。

自由の鐘を鳴らそう、ニューヨークのそびえ立つ山々から。

自由の鐘を鳴らそう、 ペンシルヴァニアのひときわ高いアレゲニー山脈から!

自由の鐘を鳴らそう、 コロラドの雪を頂くロッキー山脈から!

自由の鐘を鳴らそう、カリフォルニアの曲がりくね った坂道から!

そこだけではない。自由の鐘を鳴らそう、ジョージアのストーン・マウンテンから!

自由の鐘を鳴らそう、テネシーのルックアウトマウンテンから!

自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!

そして、すべての山々から自由の鐘を鳴らそうではないか!


 
気づいた事が2つある。ひとつめは「ニューヨークのそびえたつ山々」の存在だ。マンハッタンの摩天楼を形容したものかと思ったが、調べてみたら本当に山脈があることを知った。

 そして二つめ。こっちが気になるのだが、演説中の「Let freedom ring from every hills and molehills of Mississippi, (自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!)」の「molehills(モグラ塚)」の箇所が多くのサイトで「小さな塚」と分かりにくい意訳(?) になっていたり、はなはだしくは、まったく無視され、「自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘から!」などという風に省略されてしまっているのだ。

 ハラキリ・ブラザース教養部主任教授のアサクラによると、ミシシッピー州は州の大部分が低地であるので、このような (Let freedom ring from every hills and molehills of Mississippi, ) 表現になったのであろうということであった。ちなみに英語で「針小棒大」は "Make a mountain out of a molehill" というのだそうだ ( 『小さな塚』はこのへんから出てきた言葉であろうか)

 しかし、かかる崇高な演説の一部を、改ざんしてしまう行為は、何ゆえに発生するのであろうか。懸念されるのは「モグラ→そのWEBマスターにとってユーモラスに感じられる語感→笑い→不真面目→悪→抹消」という思考の道筋を通ったのではないかということである。

 ほとんど前世紀の遺物のような考え方であるが、このような感性がいまだに日本人の心の片隅にあることは否定しきれない。日暮れて道遠し。

 モグラどころか、たとえオッペケペッポーペッポッポーであろうが、原作に書いてあるものを勝手な自己判断で無視・無表記にしてしまって良いはずがないではないか。

 こうなりゃおれとしては義憤に燃えてモグラの仇討ちに起つしかない。モグラの無念さに報いるためにも、以下に削除された「モグラ塚」の箇所を100回記しておく。



自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!
自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘やモグラ塚から!

自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や
モグラから!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や
モグラから!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
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塚から!
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モグラ
塚から!
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モグラ
塚から!
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ミシシッピのすべての丘や

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モグラ
塚から!
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モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
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ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!
自由の鐘を鳴らそう、
ミシシッピのすべての丘や

モグラ
塚から!



自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘や

                 
塚から!


自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘や

                   
塚から!


自由の鐘を鳴らそう、ミシシッピのすべての丘や

  
塚から!





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