9/24
    弥生
 

 「無縁坂の罪作りの家」編集後記

 諸君、 「無縁坂の ――― 」は、もう開けてみてくれたかな。われわれとしては久々の出動であった。こんなHPを作っていたら、10年もつHP制作者生命が3年で終わってしまうかもしれないが、まーダラダラやるつもりである。

 本編には書けなかった事2点。

1. 「暗闇坂」は東京大学の敷地の裏手に沿っている。
構内の北のはずれに怪しい建物を発見。
(写真A−1)
柵の向こう側の窓に注目。右の窓にはない鉄格子が、左側の窓にははまっている(写真A−2)のである。
おそらく
頭がホドリゴ・ノゲイラで、体が冷蔵庫みたいな「有機物+無機物」のような新生物の研究をしているものと思われる。
その証拠に隣接した建物には、直径の割には高さが低い煙突のある焼却施設がある
(写真B)。実験に失敗した動物(人間も含む)を灰にするためとしか思えない。
ただし残念にも詳細は判らず。

           A−1          Aー2           B


2. .この煙突のある辺りに、東京大学の弥生門があり、その通りをはさんだ向かい側に「竹久夢二・弥生美術館」がある。
ここも紹介したかったのであるが、最初の展示室の入口に

館内での模写写真撮影・萬年筆の使用はご遠慮下さい。

というプレートが掛かっており(赤字箇所は現物も本当に赤字で書いてある)、理解に苦しむところではあるが、まったく写真が撮れないため、載せようがなかった(ちなみに国立博物館の国宝でさえ写真撮影は自由である)

 旧ソ連邦が健在なりし頃に、KGB本部にどういうわけか招聘された、西側外交官のような心持ちになった。


 この美術館の3Fの高畠華宵という大正時代の画家のコーナーの解説文には
 『日本少年』の世界
(前略)『日本少年』において華宵は、表紙・口絵を担当した他、同時に複数の小説挿絵を描くなど、雑誌全体が華宵一色といってよい程の活躍をしました。ある意味『日本少年』の仕事は、華宵の美少年画粋といえるものです。(後略)

 
この「ある意味」という言い回しについても、言及したい気持ちがあるが、なんか疲れてきたので、後日に譲る事にする。正直スマン。

 以上のような理由により、上記2箇所は本編に掲載できず。了承されたし。

 うー、とにかく、ますます「useless! (使えねー! )」になっていく「東京観光案内」を、これからも宜しくご贔屓のほどを。



 と言ってみる土砂崩れ。
 (連想経過説明  『と言ってみるテスト』→『ペスト』→『コレラ』→『ゴリラ』→『バナナ』→『ヤシの実』→『洗剤』→『意識』『不明→『土砂崩れ
)





10/7
 浜松町 

 夏が終わらない。
 本日の最高気温は29.4℃。「真夏日」である。10月も半ばというのに、いまだに電車内やスーパーマーケットにも冷房がはいっている。

 JR浜松町駅の小便小僧も、とっくに衣替えをすませているというのに。どうなっておるのだ。




  おまけ
議写真 その1  谷中善光寺坂にて

 
なぜ「不思議」なのか判らない人は、次回の「今週の東京」を読んでください。




10/11
 六本木


 
「狸穴」と書いて「まみあな」と読む。六本木のすぐ隣の麻布にある地名である。

 
た・ぬ・き・あ・な

ですぜ。フッフ、だから田舎から上京してきた諸君も、一生懸命トンデモ・ファッションで武装するこたぁないのだ。


 
よんどころ無い事情で、六本木などという、おれに縁薄い地域を歩いていたら、偶然「六本木ARTREND2002 (アーティスト達の個展とワークショップ)」という催し物に出っくわした。
 何かに導かれるようにフラフラとさ迷いこんで行くと、どうしても気になる絵があり、生まれて初めて、絵画というものを購入してしまった。

 どうなっておるのだ。

 この催しは12日
(明日!)までやっているそうなので、興味のある人は行ってみてくれ。場所は俳優座の裏手の中学校だったところ。




 
おまけ
前回の「不思議写真 その1」の答。 「軒先に生卵」


  
不思議写真 その2

去年の「谷中甘味慕情」制作時に撮られた1枚である。

何枚も写真を撮っていると、ときどきこのような怪奇写真(?)のようなものが写る事がある。

なぜ「不思議」か判らない人は、次回の「今週の東京」を読んでください。







10/21
  箱根山

 
今回から文頭に取材地を表示する事にした。何とか形だけでも「東京観光案内」の体裁に近づけたいがための奸計である。


 9/1の「タカハシ報告」にある、箱根山の撮影に行ってきた。

    
箱根山中腹のナゾの洋館 (樹木の陰から吸血鬼が襲いかかってきそうなムードであるが、建物の正体は教会であった)

山頂への道 山頂東屋
山頂の眺望 確かに標高44.6mである。
 

  


 前回の「今週の東京」で書いた「六本木ARTREND2002」最終日に、購入予約をしておいた絵画を引き取りに行って来た。
 作者のカンノアヤコさんの承諾を得たので、作品を紹介する (おれのセコいデジカメでは、ちゃんとした色が出ないのは残念であるが)。


 「夢」と「三日後の夢」  
(写真をクリックすると大きい画像が出ます)
 カンノさん親子

 簡潔にして深遠、しかもどこか懐かしいという、ああ、この作品たちにであえてよかた。

 カンノさんの御母堂も芸術家であり、「六本木ARTREND2002」には、母娘で出品されていた。作品(思想)のルーツというものを想像できて楽しかった。

 
 
 

 おまけ
 前回の不思議写真の答

 気持ち良く「谷中甘味慕情」を歌い上げるナガヤマの背後に、
女性の霊のようなものが……

 しかし、よく見ると霊の後ろに電信柱も写りこんでいる。……い、いやこれは、単に商店のガラスに通行人の姿が反射しているのではなく、
史上初の「人間の霊+電信柱の霊」が写った心霊写真、である。

 きっとそうだ。そうだろ?そうだろ?そうだろ?知らぬ存ぜぬは悪党どもの決まり文句。どうだ、このドクダミふぶき。見忘れたとは言わせねえゼ。てめえら、これでもまだシラを切ろうってのか!? 

 これにて一軒落着!!



 久しぶりに、名作
「谷中甘味慕情」を堪能しなさい。









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