2006



7/14 東新橋 (汐留 日テレプラザ ゼロスタ広場)
ヤマザキ報告 ( 理性崩壊報告・写真)


       勝利は我等に


 ぎゃははははははは。全面勝利!!

 マスコミで既報の通り、岡本太郎の幻の壁画「明日の神話」が7日から汐留で公開になった。当然の如くの無料・撮影可の堂々たる大公開である。


 反文化的撮影不可美術館・博物館・資料館等を罵倒するのは、後日に回す。 本日は勝利の美酒に酔おう。サルもトカゲも歓べ。 おれも浮かれて50倍速高速ツイストを踊りまくる。











 (この項つづく)

                   

7/26












                



(この項、これで終わると思ったら大間違いである)


               

8/1

ああいうものは、誰も一銭もお金を払わないで、自分のものみたいな顔をして、良いの悪いのと言っていいんだぞ。
見もしないで、すうっと通りすぎたっていいんだ。それがいいよ。この絵は何十億でございますなんて、うやうやしく、見もしないでしまい込んでいる。そんなのが何が芸術だ。
                           (壁画の原画展 / 岡本太郎 )

 壁画、である。皆様は、「貴様が芸術についてあれこれホザこうなどとは片腹痛いわ」と思われる事であろう。
 誠にその通りであり、このホームページでいい加減な写真を載せること自体が、恐れ多い事かも知れぬ。

 しかしこの壁画を実際に見られた人は、現時点で日本の人口の1%にも満たないはずである。であるから、この僥倖を一人でも多くの人と分かち合いたいという気になっても、バチは当たらないとも思う。

 プライバシーの問題もあるのでここに名前を出すわけにはいかないが、数少ないこのホームページの読者である
画家の菅野環さん (自称『お絵描きバアバ) からも
(前略)勝利の美酒を口に出来る東京人の義務?として、おおいに酔いしれ、自由な叫びを地方人にも届けてくださいね。 (後略)
というお便りを頂いた。

 そこで、ここでは「全体像」では見落としがちな、あるいは見えにくい、全体からすると「細部の」
(といっても長さ30メートルの壁画であるから、それ自体は大きなものなのであるが) 描写を掲載することにしました。
 各写真と岡本太郎の言葉は、当然、通底しているはずですが、直接的には無関係です。

 壁画の全体像は「明日の神話」公式ホームページの他、真面目なサイトを参照されたし。




挑戦した上での不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とでは天地の隔たりがある。
前者には再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、後者には新しい人生などない。
 
( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を深く噛み締めるように。



下手のほうがよいのだ。笑い出すほど不器用であれば、それはかえって楽しいのではないか。    ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を深深く噛み締めるように。



何かすごい決定的なことをやらなきゃ、なんて思わないで、そんなに力まずに、チッポケなことでもいいから、心の動く方向にまっすぐに行くのだ。失敗してもいいから。 ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を深く深く深く噛み締めるように。



人生をうまくやろうなんて、利口ぶった考えは、誰でも考えることで、それは大変いやしい根性だと思う。
繰り返して言う。世の中うまくやろうとすると、結局、人の思惑に従い、社会のベルトコンベアーの上に乗せられてしまう。
一応世間体もよく、うまくはいくかもしれないが、本当に生きているのではない。
  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を深ーく深ーく深ーく噛み締めるように。



結果がまずくいこうがいくまいがかまわない。むしろ、まずくいった方が面白いんだと考えて、自分の運命を賭けていけば、いのちがパッとひらくじゃないか。 ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を深ーく深ーく深ーく深ーく噛み締めるように。



幸福は絶対に求めない。ぼくは“歓喜”といっている。瞬間瞬間に死と対決するのが歓喜なんだ。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を眠る前に1000回唱えるように。



才能なんてないほうがいい。才能なんて勝手にしやがれだ。
才能のある者だけがこの世で偉いんじゃない。
才能のあるなしにかかわらず、自分として純粋に生きることが、人間の本当の生き方だ。  
( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を奥歯が折れるほど噛み締めるように。



何を試みても、現実ではおそらく、うまくいかないことのほうが多いだろう。
でも、失敗したらなお面白いと、逆に思って、平気でやってみればいい。
                                
( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を胸に刻み込み、贖罪の日々を送るように。



      伝統とは創造である。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉の意味を結跏趺坐で毎日3時間以上考える事。



無条件に生きれば、何かが見つかる。だが、必ず見つけようとガンバル必要もない。見つかってもいいし、見つからなくてもいい、と思えば目の前に何かが浮き上がってくるに違いない。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を深ーーく深ーーく深ーーく噛み締めるように。



自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。
その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。それだけでいいんだ。また、それしかないんだ。
  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉をロボットのような生き方から真人間になるためのきっかけとするように。



わが人生、他と比較して自分をきめるなどというような卑しいことはやらない。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉に恥じ入り洞窟から出てこなくなっても不思議ではない。



他人から見れば取るに足らないようなバカバカしいものでも、自分だけでシコシコと無条件にやりたくなるもの、情熱をかたむけるものが見出せれば、きっと眼が輝いてくる。これは自己発見だ。生きていてよかったなと思うはずだ。
                                         ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を人生最大のプレゼントと思うべきである。



人間として生れた以上は、最低の条件で生きていく。それが人間だよ。
条件が悪いといってブツブツいうことはないというんだ。
  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を正面から受け止め、犯罪人生を改めなさい。








人間の血と宇宙の血との熱く激しい対応、循環。
世界は不安なバランスの上にあり、暗黒、虚無の方がむしろ常に実体として迫ってくる。
  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君、あー、もう、おまーらに功徳を施すのは疲れたよ。



自由になれば、ほんとうはそこから何かが見つかるんだ。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉をの意味を掴み取り、汚濁にまみれた人生から脱却するように。



原爆が、美しく、残酷なら、それに対応し、のりこえて新たに切り開く運命、そのエネルギーはそれだけ猛烈で、新鮮でなければならない。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、シビレクラゲの食いすぎなのか。



死ぬのもよし、生きるもよし、ただし、その瞬間にベストをつくすことだ。
                                      ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君、君等にも正義感に溢れた青春時代があっただろう?



失った人間の原点をとりもどし、強烈に、ふくらんで生きている人間が芸術家なのだ。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉を深〜〜〜〜く深〜〜〜〜く深〜〜〜〜く噛み締めるように。



芸術はきれいであってはいけない。うまくあってはいけない。心地よくあってはいけない。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君にも、このお言葉をの意味が分かる日が来る事を祈りたい。



     出発はいま、この瞬間からだ。 ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君、おまーらは、自分の犯している罪がわからんのか。



「いまはまだ駄目だけれど、いずれ」と絶対に言わないこと。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君、このお言葉を聞いてトタンの隙間から光が射すような気になりませんか。



ぼくはいままで一度も職業を持つことが、卑しいなどといったことはない。人間が社会で生きていくには、職業を持つことはノーマルなんだから。
しかし、そのために、全人間として生きないで、職業だけにとじこめられてしまうと、結局は社会システムの部品になってしまう。それがいけない、つまらないことだ。  
( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、この愛情溢れるお言葉を深〜〜く深〜〜く深〜〜く噛み締めるように。マウスピースをしてでも噛み締めるように。



自信なんてものは、どうでもいいじゃないか。そんなもので行動したら、ロクなことはないと思う。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君は、このお言葉の意味を斎戒沐浴して求めよ。



国家体制とか、国境とか、そんな枠はもうたくさんだ。それを通り抜けて、生命を無限に向かって放出したい。  ( 岡本太郎 )
●撮影禁止美術館・博物館・資料館の関係者諸君、キミタチより獣のほうがずっと美しい。


「明日の神話」は
汐留の日本テレビの広場にて、8月31日まで、無料公開中(公開時間 午前11時〜午後7時・雨天公開中止)です。
壁画の前に立っている写真をお望みなら、
シャッターを案内係員が押してくれます。 

撮影禁止美術館・博物館・資料館の思考停止・自己保存人生の館員諸君においては、これまでの非道を改め、海より深く反省し、残りの人生をぜひとも「太陽のあたる道」を歩まれん事を!

              
  


  
会場への詳細な地図はコチラ



 この項 おわり








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