お台場      Odaiba  



オーバー ザ レインボーブリッジ
OVER THE RAINBOW BRIDGE



〇JR新橋より  モノレール(ゆりかもめ)でお台場まで310円・青海まで 370円

〇浜松町 国際貿易センター地下1Fより 都営バスで200円



 のっけからナンだが、今回の取材は失敗であった。「今、若者に人気のトレンディなスポット」などという、雑誌のコピーにふらふらと誘い出されたのが、間違いの元であった。ああ、情けない。

 お台場に着いたら、いやにでかい観覧車が目にとまったので、1時間も行列して乗ってみた。

 分かった事は、この手の類の乗り物は、男5人 (ムガも勘定に入れれば6人) で乗っても、けっして楽しいものでは無いという事である。 ――初めから分かりそうなものであるが―― むくつけき男6人が密室に閉じ込められ、15分以上耐えなければならないのである。[地図A]


全員不快 全員不快


全員不快
全員不快
全員不快 全員不快


 回転密室男地獄から開放され、我々は「ビーナス フォート」[地図B]という所へ行った。

 要するに、テナントの集合体であった。そう言ってしまってはミもフタも無いが、店内はヨーロッパのどこかの街の様になっていて、写真だけを見たら、外国と勘違いするかもしれない
( ただし写っている人間が日本人ばかりだが )

 ここまでやれば、へいへいゴリッパでございます、と感嘆せざるを得ない。ただし、そのテナントというのが欧米の有名ブランドの衣料、化粧、宝飾品などの店がほとんどで、女性客をターゲットにしているので、我々の興味を惹く物はみあたらなかった。(食い物くらいか・・・)
 メンバーの苛立ちはつのる。




イラだつメンバー
イラつくメンバー
この何処かにイライラするメンバーが…


 ビーナスフォート店舗案内。この横文字の多さは異様である。暗号文みたいである。そんなに欧米文化に憧れまくってどうする。おれは熱狂的愛国者ではなく、どちらかというと、納豆的売国奴に近い人間であるが ( 何を言っているのかおれにも分からん ) それでも、「これで良いのか?」と思ってしまうもんな。たしかに、ヨーロッパ・アメリカから学んだり、享受することは多いと思うが、産まれたときお尻に青い蒙古斑のあったモンゴロイドとしては、複雑な気持ちである


 よろよろとビーナスフォートから這い出て、われわれは東側にあるTV局の近くにある デックス
[地図C] という建物に入っていった。

 ここの7Fには 「お台場 小香港」というテナント街があり、中華料理店や、中国服・雑貨の店が集合していた。コンセプトはビーナスフォートと似た様なものであるが、異国物産料理店街とは言え、同じ東洋の血が呼応し合うのか、前者で感じた違和感はない



[地図C]









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