都電 荒川線     Metropolitan streetcar the ARAKAWA LINE




テイク ジ “A” トデン

TAKE THE "A" TODEN




●地下鉄 日比谷線 三ノ輪駅 出口4より 
都電荒川線 三ノ輪橋駅まで徒歩5分

●JR王子駅  中央口より徒歩30秒
●JR大塚駅より 都電荒川線 
 大塚駅まで徒歩30秒
●地下鉄 有楽町線 東池袋 
 出口4より  都電荒川線 東池袋
 四丁目駅まで  徒歩30秒
●京成線 町屋駅より 荒川線 
 町屋駅前まで徒歩1分

 かつては東京を網の目のように網羅していた 「都電」 も、今ではこの荒川線だけになってしまった。東京を訪れたなら、古き良き庶民の乗り物‘TODEN’を体験してほしい。 


 荒川線の始発となるのは三ノ輪橋駅である。アクセスは地下鉄の日比谷線三ノ輪駅で下車し3番の出口から地上に這い上がる。四つ角が目の前にあるので、昭和通りを5分ほど北上する。途中JR(常磐線)の鉄道をくぐり抜ける。ちょっと判りにくいが、進行方向左側に1階が反対側までつきぬけているビルがあり、(写真参照。果物屋のところ) そこを突き抜けると、めでたく都電の三ノ輪橋駅にたどり着けるというわけだ。よかったよかった。 


日比谷線三ノ輪駅より荒川線三ノ輪橋駅までは徒歩5分、匍匐前進で2時間45分

  都電に乗り込むと、内部は、下の写真のようになっている。形式が何種類かあるが、だいたい同じようなものである。モスシルバーグレーの席がシルバーシートだ。


  東京のこのあたりはお世辞にも上流階級とほ言いがたい住宅が密集している ( すくなくとも、眠る前に、腹に30億円分の金塊を腹に巻きつけて、両手でピースサインをしながら、ほくそえみつつフトンに入る奴はいないと断言できる )早く言えば貧乏人の集まりである。とはいえ、スラム化しているわけではないので、危険性は無い。それどころか皆が助けあって生きている素晴らしい地域である。

 電車の乗り方ひとつとっても健常者は老人に席を譲り、若者が股を広げ、ふんぞり返ってるている光景など、めったに見ない。もしあなたが始発駅の三ノ輪橋から乗車したのなら、たぶん座席を確保できるだろう。しかしこの地の風習に従って、老人や身体障害者が乗車してきたなら、席を譲ってほしい。
 なんとなくであるが着席する優先順位がある。むろん不文律であるが。

  1  身体障害者
  2  老人(女)
  3  老人(男)
  4  妊婦
  5  幼児を抱いた母親
  6  子供

 だからもし、あなたが6歳でありながら老人で、しかも生後4ヶ月の乳飲み子を抱き、松葉杖をつきながら、臨月の腹をさすっていたら、誰に気遣うことなく堂々と着席し続けてもかまわない。









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